iPad Pro初代は今でも使える?現役で使う価値と注意点
iPad Pro初代(2015年発売)は、今でも現役で使えるのか?結論から言うと、用途によってはまだまだ使えますが、最新モデルと比べると性能や機能に大きな差があります。この記事では、iPad Pro初代のスペックや特徴、現役で使う価値、注意点、買い替えの目安まで詳しく解説します。iPad Pro初代の購入を検討している方や、すでに持っているけど買い替えに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
iPad Pro初代は、12.9インチと9.7インチの2モデルが発売されました。12.9インチモデルは、A9Xチップを搭載し、当時としては驚異的な性能を誇りました。しかし、現在の最新モデルと比べると、CPU性能は約4倍、GPU性能は約8倍も向上しています。そのため、重いゲームや動画編集などの高負荷な作業には向いていません。
一方で、Web閲覧や動画視聴、メールチェックなどの軽い用途であれば、今でも十分に使えます。特に、12.9インチの大画面は、資料閲覧や電子書籍の読書に最適です。また、Apple Pencil(第1世代)に対応しているので、メモやイラストを描くこともできます。
ただし、注意点もあります。iPad Pro初代は、最新のiPadOS 17には対応していません。そのため、新しい機能やセキュリティアップデートを受けられません。また、アプリの互換性も徐々に低下してきています。特に、最新のアプリやゲームは、動作しないものも増えています。
さらに、バッテリーの劣化も気になります。発売から約10年が経過しているため、バッテリーの最大容量が低下している個体が多いです。バッテリー交換はAppleで行えますが、費用がかかります。
では、iPad Pro初代は今買うべきなのでしょうか?答えは「おすすめしない」です。中古市場では安く購入できますが、性能やサポート面を考えると、最新のiPad(無印)やiPad Airを選ぶ方が賢明です。ただし、すでに持っている方は、軽い用途に限定して使う分には、まだまだ現役で活躍してくれます。
iPad Pro初代のスペックと特徴を振り返る
iPad Pro初代は、2015年9月に発表された、iPad史上初の「Pro」モデルです。12.9インチモデルが先行して発売され、2016年3月には9.7インチモデルが追加されました。ここでは、それぞれのスペックと特徴を詳しく見ていきましょう。
12.9インチモデルのスペック
12.9インチモデルは、解像度2732×2048ピクセル(264ppi)のRetinaディスプレイを搭載しています。CPUはA9Xチップで、当時のデスクトップ並みの性能と謳われました。メモリは4GB、ストレージは32GB/128GB/256GBの3種類から選べました。カメラは800万画素の背面カメラと120万画素の前面カメラを搭載しています。
また、4つのスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを実現しました。これは、動画視聴や音楽再生に非常に優れています。さらに、Apple Pencil(第1世代)とSmart Keyboardに対応し、クリエイティブな作業にも使えるようになりました。
9.7インチモデルのスペック
9.7インチモデルは、解像度2048×1536ピクセル(264ppi)のRetinaディスプレイを搭載しています。CPUは同じA9Xチップですが、メモリは2GBに減らされています。ストレージは32GB/128GB/256GBの3種類です。カメラは1200万画素の背面カメラと500万画素の前面カメラに強化されました。
9.7インチモデルは、12.9インチモデルよりも軽量で持ち運びやすいのが特徴です。また、True Toneディスプレイに対応し、周囲の明るさに合わせて画面の色温度を自動調整します。これは、目に優しく、快適に使えます。
iPad Pro初代と最新モデルを比較
iPad Pro初代と最新モデル(例:iPad Pro 11インチ(第4世代))を比較すると、性能や機能に大きな違いがあります。ここでは、主な比較ポイントを紹介します。
性能比較
最新モデルは、M2チップを搭載しており、CPU性能は初代の約4倍、GPU性能は約8倍です。また、メモリも8GBまたは16GBと大幅に増えています。そのため、動画編集や3Dゲームなどの高負荷な作業もスムーズに行えます。
一方、初代はA9Xチップのため、最新のアプリやゲームでは動作が重くなることがあります。特に、ARK: Survival Evolvedなどの重いゲームは、カクつきが目立ちます。
ディスプレイ比較
最新モデルは、Liquid Retinaディスプレイ(120HzのProMotion技術)を搭載し、なめらかな表示が特徴です。また、Mini-LEDバックライトを採用したXDRディスプレイ(12.9インチモデル)は、HDRコンテンツの表示に優れています。
初代は、60HzのRetinaディスプレイのため、スクロールやアニメーションがややカクつくことがあります。ただし、静止画や動画の表示品質は、今でも十分に高いです。
対応アクセサリ比較
最新モデルは、Apple Pencil(第2世代)とMagic Keyboardに対応しています。Apple Pencil(第2世代)は、ワイヤレス充電とダブルタップ機能を備え、より便利です。Magic Keyboardは、トラックパッドを内蔵し、ノートパソコンのように使えます。
初代は、Apple Pencil(第1世代)とSmart Keyboardに対応しています。Apple Pencil(第1世代)は、Lightningコネクタで充電する必要があり、少し不便です。Smart Keyboardは、物理キーボードとして使えますが、トラックパッドはありません。
iPad Pro初代を今でも使う価値はある?
iPad Pro初代を今でも使う価値は、用途によって異なります。ここでは、おすすめの使い方と、向いていない使い方を紹介します。
おすすめの使い方
まず、Web閲覧や動画視聴、電子書籍の読書などの軽い用途には、十分に使えます。特に、12.9インチの大画面は、資料閲覧やPDFの確認に最適です。また、iPad Pro 12.9インチ 初代は、4つのスピーカーを搭載しているので、映画や音楽を楽しむのに向いています。
さらに、Apple Pencil (第1世代)を使って、メモやイラストを描くこともできます。ただし、最新のノートアプリ(GoodNotes 5など)は、動作が重くなることがあるので、軽めのアプリ(Apple純正のメモなど)を使うことをおすすめします。
また、Smart Keyboardを使えば、簡単なタイピング作業も可能です。ブログの下書きやメールの返信など、軽い文章作成には十分です。
向いていない使い方
一方、動画編集や3Dゲームなどの高負荷な作業には向いていません。例えば、LumaFusionでの4K動画編集は、処理が遅く、書き出しに時間がかかります。また、Procreate
での高解像度イラストも、レイヤー数が多いと動作が不安定になります。
さらに、最新のアプリやゲームは、iOS 17に対応していないため、インストールできないものもあります。例えば、原神は、iOS 17が必要なので、初代ではプレイできません。
iPad Pro初代を使う際の注意点
iPad Pro初代を使う際には、いくつかの注意点があります。ここでは、特に重要なポイントをまとめました。
OSアップデートの制限
iPad Pro初代は、iPadOS 16が最終バージョンです。そのため、最新のiPadOS 17にはアップデートできません。これにより、新しい機能やセキュリティアップデートを受けられません。特に、セキュリティ面では、脆弱性が放置されるリスクがあります。そのため、個人情報を扱うアプリ(銀行アプリなど)の使用は避けた方が良いでしょう。
アプリの互換性
アプリの互換性も問題です。多くのアプリは、最新のOSを前提に開発されているため、初代では動作しないものがあります。特に、App Storeで「このアプリはこのiPadと互換性がありません」と表示されることがあります。そのため、必要なアプリが使えるかどうか、事前に確認する必要があります。
バッテリーの劣化
発売から約10年が経過しているため、バッテリーの劣化は避けられません。バッテリーの最大容量が低下すると、動作時間が短くなります。また、バッテリーが膨張するなどの問題も報告されています。バッテリー交換はAppleで行えますが、費用は約1万円程度かかります。中古で購入する場合は、バッテリーの状態を確認することをおすすめします。
周辺機器の互換性
周辺機器の互換性にも注意が必要です。例えば、Apple Pencil (第1世代)は、初代でのみ使用できます。また、Smart Keyboard
も、初代専用です。最新のアクセサリ(Apple Pencil (第2世代)やMagic Keyboard)は、初代では使用できません。
iPad Pro初代から買い替えるべき?買い替えの目安
iPad Pro初代から買い替えるべきかどうかは、現在の使い方や不満点によって異なります。ここでは、買い替えを検討すべきサインを紹介します。
買い替えを検討すべきサイン
まず、動作が遅いと感じる場合です。アプリの起動が遅い、スクロールがカクつく、といった症状が頻繁に起こるなら、買い替え時かもしれません。特に、最新のアプリやゲームを快適に使いたいなら、新しいモデルが必要です。
次に、バッテリーの持ちが悪くなった場合です。充電してもすぐに減る、バッテリーが膨張している、といった症状があれば、早めに交換または買い替えを検討しましょう。
また、最新の機能を使いたい場合も買い替えの理由になります。例えば、Face IDやUSB-Cポート、5G対応など、初代にはない機能が欲しいなら、新しいモデルを選びましょう。
おすすめの買い替え先
買い替え先としては、以下のモデルがおすすめです。
まず、iPad (第10世代)は、コストパフォーマンスに優れています。A14 Bionicチップを搭載し、日常使いには十分な性能です。また、USB-CポートやTouch IDを備え、現代的です。
次に、iPad Air (第5世代)は、M1チップを搭載し、高性能です。Apple Pencil (第2世代)やMagic Keyboardに対応し、クリエイティブな作業にも向いています。
さらに、iPad Pro 11インチ (第4世代)は、M2チップを搭載し、最高峰の性能です。ProMotionテクノロジーやThunderboltポートなど、プロ向けの機能が満載です。
予算に余裕があるなら、iPad Pro 12.9インチ (第6世代)もおすすめです。XDRディスプレイは、HDRコンテンツの表示に圧倒的な美しさを提供します。
まとめ:iPad Pro初代は軽い用途ならまだ使えるが、買い替えも検討しよう
iPad Pro初代は、発売から約10年が経過していますが、軽い用途なら今でも使えます。Web閲覧や動画視聴、電子書籍の読書などには十分な性能です。また、Apple Pencil (第1世代)やSmart Keyboard
を使えば、メモやタイピングも快適に行えます。
しかし、最新のOSやアプリに対応していない、バッテリーが劣化している、性能が最新モデルに大きく劣る、といったデメリットもあります。そのため、高負荷な作業をする場合や、最新の機能を使いたい場合は、買い替えを検討しましょう。
iPad Pro初代をこれから購入しようと考えている方は、中古市場で安く手に入りますが、長く使うことを考えると、最新のiPad(無印)やiPad Airを選ぶ方が賢明です。この記事が、あなたのiPad選びの参考になれば幸いです。

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